脳力開発146号
韓国の反日の根源に迫るPARTⅢ
■チョ・グク氏の突然の辞任の真実
チョ・グク氏10月14日に突然の辞任をした。★11月14日のNHKニュースによると以下の通りである。
- 韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領の側近で、家族ぐるみの不正な投資などの疑惑が出ているチョ・グク前法相について韓国の検察は、本人への事情聴取を始めたことを明らかにしました。韓国の検察は、家族ぐるみの不正な投資や子どもの有名大学への不正入学などの一連の疑惑をめぐってチョ・グク前法相への事情聴取を14日午前9時半すぎから始めたと明らかにしました。一連の疑惑をめぐって検察は、チョ氏の妻をすでに15の罪で起訴しているほか、子どもたちからも事情を聴いており、今回、チョ氏本人にまで捜査が及んだ形です。
- チョ氏は、11月11日、みずからのフェイスブックに「近いうちに検察の聴取を受けるだろう。知らなかったり、覚えていないことで、ひどい目にあうかもしれない。私の起訴も予定されているようにもみえるが、裁判を通じて真実が明らかになり、名誉を回復できるようあらゆる努力を尽くす」と書き込んでいます。
★しかし、11月21日現在、チョ・グク氏は黙秘権を行使していると伝えられている。
■韓国で10万部超の大ベストセラーが暴露した民族の恥部
先々月から取り上げていく『反日種族主義 日韓危機の根源』の日本語版が11月15日に発売された。予約していたので早速入手して一通りは目を通した。著者達の歴史に対して取り組む真摯な姿勢が溢れている。本の帯びに「歴史に嘘をつくことはできない」と書かれている。そして次のテーマが内容に盛り込まれている。
〇国益のためといって誤った主張に固執するのは学問世界では許されない。
〇事実に基づかず、事実の検証もしなかった大法院(最高裁)の「徴用工判決」。
〇もともと請求するものなどなかった-請求権の真実。
〇独島(竹島)が韓国固有の領土であるとは証明できる証拠は一つも存在していない。
〇日本軍慰安婦問題の実態を理解しない韓国側の責任の重さ。
〇日本人研究者が言い出した「日本軍慰安婦=性奴隷」説の誤り。
〇亡国の予感-反日種族主義の横暴に、韓国の知性と政治あまりにも無気力である。
★是非、韓国に関心のある方には一読をおすすめしたい。
■『嘘の歴史』を教えてきた学問・呉善花氏の紹介
- 先月、呉善花氏が紹介したことが、具体的な事例を挙げて詳細に書かれている。熟読した上で、また来月にでも紹介したい。ここに至って著者の李 榮薫イ・ヨンフン博士は、反日種族主義についての概念を紹介されている。なるほど、左派、保守に関わらず共通する「反日」の根源がどこにあるのか「反日種族主義」について新たに研究する必要を示唆された。
- イ・ヨンフン博士は、政治家たちが嘘をつくのは『嘘の歴史』を教えてきた学問に大きな責任がある。「この国の大学は嘘つき生産工場だ」と揶揄している。司法については「この国の嘘文化は、司法を支配することになった。何が正しくて、事実で、嘘かを判断できない大法院は、国の根幹を揺るがすとんでもない判決を下した。学問が嘘の歴史を作り上げ、子供たちに教え続けて六十年、そんな教育を受けた世代が裁判官になった」と続ける。
★以前から、初代韓国統監・伊藤博文の朝鮮・朝鮮人に対しての箴言を伝えたいと思っていたが、今回伊藤博文の箴言が、正に現在の日韓関係を予言している。最期に氏の箴言を引用して来月まで譲りたい。(悦司)
■伊藤博文の朝鮮人観
一番大切なことは、韓国人とは関わらないことです。
- 朝鮮人は対等の関係を結ぶという概念がないので、常に我々が優越する立場であるこ とを認識させるよう心がけること。
- 朝鮮人には絶対に謝罪してはいけない。勝利と誤認し居丈高になる気質があり、後日至るまで金品を強請さるの他、惨禍を招く原因となる。
3.朝鮮人は恩義に感じるということがないため、恩は掛け捨てと思い情を移さぬこと。
4.朝鮮人は裕福温厚なる態度を示してはならない。与し易しと思い強盗詐欺を企てる習癖
がある。
5.朝鮮人は所有の概念について著しく無知であり理解せず、金品等他者の私物を無断借用し返却せざること多し。殊に日本人を相手とせる窃盗を英雄的行為と考える向きあり、重々注意せよ。
6.朝鮮人は虚言を弄する習癖があるので絶対に信用せぬこと。公に証言させる場合は必ず証拠を提示させること。
7.朝鮮人と商取引を行う際には正当なる取引はまず成立せぬことを覚悟すべし。
8.朝鮮人は盗癖があるので金品貴重品は決して管理させてはいけない。
9.朝鮮人には日常的に叱責し決して賞賛せぬこと。
10.朝鮮人を叱責する際は証拠を提示し、怒声大音声をもって喝破せよ。
11.朝鮮人は正当なる措置であっても利害を損ねた場合、恨みに思い後日徒党を組み復讐争
議する習癖があるので、最寄の官公署特に警察司法との密接なる関係を示し威嚇すること。
12.朝鮮人とは会見する場合相手方より大人数で臨む事。
13.朝鮮人との争議に際しては弁護士等権威ある称号を詐称せる者を同道せる場合がある。
権威称号を称する同道者については関係各所への身元照会を徹底すべし。
14.朝鮮人は不当争議に屈せぬ場合、しばしば類縁にまで暴行を働くので関係する折には親類知人に至るまで注意を徹底させること。特に婦女子の身辺貞操には注意せよ。
15.朝鮮人の差別、歴史認識等の暴言に決して怯まぬこと。証拠を挙げ大音声で論破し、 沈黙せしめよ。
16.朝鮮人との係争中は戸締りを厳重にすべし。仲間を語らい暴行殺害を企てている場合が大半であるので、呼出には決して応じてはならない。
理念の時代を生きる146号
第二十五回理念探究会(ブルー)
十一月、今年最後の理念探究会で三名の理念探究が終わった。幸い三人(Y本、T口、S本氏)とも完成し、来年四月七日~八日の第二十回目の快労祭で理念制定式を行うことにしている。三人の内二人(Y本、T口)は遥々福井県、鯖江と敦賀から通ってくれた。ここは私達の志を同じくする村上廣昭氏が主催しているMKD未来型経営道場の二名だ。村上氏の希望で四~五年前から和道経営・環境整備・経営計画の勉強会を毎月開催していたのだがここからどうしても理念制定者を出したいとの、たっての願いで私も一昨年から応援してきた。昨年は遠路往復十時間かけて石岡から鯖江まで毎月通った。今年は二人に茨城まで通ってもらった。彼等も通いながら、茨城は遠いですねと口にするようになったが今回で十回目の最終回だった。
もう一人、近くに住んでデザイン会社を経営しているS氏は十年前、近くのデザイン会社に就職して働いていた青年だった頃から縁が生まれ、次世代型経営者養成塾にも数年通った。独立したのが五~六年前だったか、創業にあたって可能な限りの準備をして会社を立ち上げた。彼の紹介で二人の女性も養成塾に参加した。そのうちの一人韓国出身の李交員氏と結婚し今年子供にも恵まれた。李さんの事はすこし記事にもしたことがあるが、とても優秀な女性で日本語も素晴らしい漢字の読解力も抜群だ。彼女も養成塾で優秀な参加者だった。彼も創業後も熱心に学び仕事をして立派な業績を上げている。この経験を積んだこともあって今回、理念探究会に誘った。そして見事に理念探究に到達した。
理念探究会での気づき
今回の理念探究会を通じて多くの気づきがあった。今までは指導者を交えて理念探究には平均二~三年の時間を要した。二〇一六年六月に制定式を行った六名も制定までにはそれぐらいの時間を要した。その理由は理念探究の過程で、経営者として「和の実学」(和道経営)の基本、「心の自立」など学びかつ実践を積んでおく必要があるからだ。
理念を基本に経営は従来の競争型経営とはことなり、むしろ脱競争の経営を営むことになる。多くの経営者の最大目的は「利益の最大化」「企業としての永続性」が中心でこれが「擬似理念」となっているのが実状だ。理念を基本におく経営は、何のための企業でありたいかという社志(企業目的)を土台におく。
これらのことが私の理念探究会の積み上げられた知見だった、第二十五回を迎える中で養成塾で学んで経営に携わっている受講生は、理念探究を取り組むという決意が明確であれば、アプローチに違う方法があるということに気づいた。そのことに気づくことで来年も大和先生を交えて、私の懸案事項だった未だ理念探究にまで至ったいなかった、H田氏、W氏の第二十六回理念探究会を開催する決心がついた。彼等を二〇二一年末には間違いなく理念制定にまで指導できる確信がもてるということだ。
二〇二二年から理念制定企業の新たな門出が始まる。この時点で三年以内の人が一二名になる。それまでの人で若手の六名がいる。合計一八名の人たちが新たな世界を切り拓いていくワクワクした構想が芽生えた第二十五回目の理念探究会であった。(悦司)
写真・理念制定者
その二・台南に八田与一・烏山頭ダムを訪ねる(ブルー)
今年も台北、台中、台南を訪ねる。台南から八田与一の作った烏山頭ダムを訪ね、二〇二〇年の暮れにかけて、理念制定者でまだ台湾を訪ねていない経営者、新たに理念の完成した経営者、そして西日本養成塾でシニアクラスまで学んだ若い経営者候補の人たちと一緒に訪ねる計画を立てている。そのした打ち合わせも兼ねての訪問になる。
台湾との出会い
台湾と日本の関係は一口では語ることはできないが、東日本大震災があった二〇一一年六月に台湾を訪ね、八田与一のことを初めて知った。と同時に二二八事件の事も知った。以来台湾の歴史を繙き、李登輝総統の足跡を調べ、私の大学の出身の台湾の先輩もお訪ねし一気に台湾への関心が深まった。日本との関係、蒋介石総統時代の中華民国(台湾)の国連脱退と日中国交回復にともなう台湾との国交断絶のプロセスなどを学んだ。
李登輝元総統との邂逅
そして国を預かるリーダーとしての李登輝元総統の指導者としての偉大さ・使命感なども学んだ。彼の著作はほとんど読んだ。二二八事件に関する資料、一九四五年以降の台湾に関する本も相当の多方面にわたって読みこんだ。個人的には世界の現代史のなかでも李登輝元総統ほど傑出した人物はいないと思うようになった。
台湾の訪問
二〇一一年以来、毎年訪問し、理念制定者の集う理念型企業快労祭も開催した。その他二度にわたって進化経営学院や養成塾の参加者達と訪ねた。勿論毎回、烏山頭ダムと八田与一の資料館等なども訪ねた。台湾は八田与一だけではない。幾多の日本人が五〇年にわたって日本の一部として国づくりに沢山の日本人が貢献した。今も台湾には建築物、遺跡、物語、史実が残されて非常に友好的だ。韓国と同じように日本は教育的にも経済的にも国土の開発にも親身になって力を尽くしてきたが、直近の日韓の状況は正に月とスッポンの違いがある。この違いについてはここでは省く。
歴史を知らないことを恥じた
私と理念探究で指導頂いている大和信春先生と同道して訪ねた経営者たちは、異口同音に台湾の人たちと台湾の歴史を知らない事を後悔する。私達は全く台湾のことを知らなかった。日本との関係はもとより今の日本には少なくなった台湾人の親切さや礼儀正さや人格的な事も含めて、この東日本大震災のとき二九〇億もの浄財を日本におくってくれた人間としての台湾の人たちの生き方にも教えられる事が多い。いくら本を読もうとも、話を間接的に聞こうとも自らが現地に飛び、現地の幾多の人たちとの交流や視察、歴史の検証をすることに勝る情報収集はない。
新たな邂逅
一昨年本当に縁があって、日曜日であったにも関わらず烏山頭を訪ねた際、全く偶然にその管理事務所に勤めていた女性(羅如恵さんとお嬢さん)に出会い、ダムを一望できるテラスに案内頂いた。加えて八田与一の業績を今まで見た中では最高の映像で見せていただいた。そして昨年にはその烏山頭ダム水利組合の現地責任者の方を紹介頂き、更に何時か若い経営者と改めて訪ねたいと考え出した。それを実現する構想もたて二〇二〇年十一月に企画することも整えた。その最期の調整を兼ねて今回もお伺いした。(悦司)