■ネパール地震(2015/4/25)緊急報告と援助のお願い

■ネパール地震(2015/4/25)緊急報告と援助のお願い
ネパールで生きる日本人・高久多美子氏。
一昨年はご一緒にマナスル山塊をトレッキングした。地震の後連絡を取った。何度か連絡を交わした後次のメールが届いた。私たちも東日本大震災を様々な体験を積んだ。人ごととは思えない。以下彼女からの手紙です。支援をお考えなら、現地で暮らし現地に貢献する人に直接ご支援いただければと思い、ご紹介することにしました。どうかご協力ください。

◆高久さんからの手紙
4月 25日 の地震以来、経験した事のない大地の揺れにカトマンズの人々はパニックになり何日も我が家を出てテントに寝ていました。二週間以上経ってさすがに家に戻る人が増えてきた矢先の5月12日マグニチュード7・3の地震があり又テントに逆戻りです。これまでこらえていた家が崩壊したりクラックが大きくなったり死者も61名出ています。
山間部の村ではいくらか残っていた家も崩壊し村全滅のケースも多くでています。ネパールの古い家や寺院はレンガと土で出来ているので佇まいは風情があって魅力的ですが地震にはひとたまりもありません。国のアチコチでレンガと土と化した村や町がみられます。
私どものナガルコットのロッジも本震のあと直下型の余震にやられて建物の1階部分の多くの箇所にクラックが入りヒマラヤの見える庭の防護壁や階段、テラスは全壊しました。幸い人的被害はなかったものの従業員の一人を除く全員が村の自分の家が全壊しています。共同経営者のシャムも昔からバクタプールの住民だったので全壊は免れたものの危険とされて家にいられずテント生活を続けています。
このような状況で、周辺の村でも全戸崩壊なのに援助の手が伸びず我々にも要請がありましたがほんの糊口をしのぐ程度の支援しかできませんでした。これから雨期も始まるので農家の人々は農作業も忙しい時期で大変です。我々の目の届く範囲内だけでも食料援助などできたらと強く思っています。
今回皆様の暖かいご支援のお申し出をいただき日本に支援口座を開設したいと画策いたしましたが個人名義以外の口座開設は難しくなっており時間もかかるということでした。一刻も早く!と焦っている時、以前私の亡き夫高久幸雄の支援口座が残っているとご指摘を受け、多少奇異の感はありますが大前提の支援目的に支障はないことと時間のないことを考慮してこれを使うことにいたしました。
諸事情をご理解いただき下記にご支援をお送りいただきたくお願い申し上げます。支援内容の報告や会計報告は私とシャムが責任を持って行いますので何卒よろしくご支援くださいますよう重ねてお願いいたします。

◆支援金振込先
■ゆうちょ銀行からの振込
普通預金口座名 高久幸雄さんを支援する有志の会
口座番号 10290 ー 16085281
■他の金融機関からの振込
銀行名 ゆうちょ銀行 店名〇 二八店(ゼロニハチ テン)
店番 028
普通預金口座番号1608528
口座名   高久幸雄さんを支援する有志の会
Eメール tamitakaku★hotmail.com(★印を@にかえてご連絡ください)