お願いしたネパール支援の報告

拝啓、みなさまお変わりなくお過ごしのことと思います。爽やかな春も終わり、梅雨入りとなりました。わが家でもはも生い茂り草は凄まじい勢いで伸びて、月に2回の草刈りが必要になっています。
さて、多方面にお願いしておりましたネパール地震への対応に対してご早速ご協力を頂いた方には心よりお礼を申し上げます。
高久様からの報告が入りましたので、貼付してみなさまにお知らせいたします。そして、改めて、日頃ご多用のため思い立ち、気にはなるものの、お忘れの方に、是非、幾ばくなりともお願いできないでしょうかと再度お願いする次第です。
この理念探究会をお送りしているみなさまとは、面識のある方も多く、私とのお付き合いも浅からぬものがある方たちなので、私の欠点も含めて私の考えもご理解頂けるかと推察しております。震災に遭われた方はお分かりですが、あわれたことの
ない方は現実感が乏しいのはやむを得ないかと思います。ましてネパールなどと言えば。

振り返れば先の日本の震災の際に、私たちが想像もしなかった台湾からの義捐金が一番多かった現実を振り返り、彼の国との関係を見直している人達も多いかと思います。私は、若い経営者をつれて、何度も台湾を訪問しておりますが、かつて50年
の統治の結果、不安な気持ちで訪問した参加者が、「日本に感謝している」人達や「日本人にもっとしっかりと生きていけ」と励まし叱咤してくださる人に出会います。また町の環境整備もキチンとなされ、中国で体験されたような不潔さは全くなく、遥かにきれいな台湾、親切で年寄り大事にする台湾の人達、親切な若者などの行動に出会うことが度々ありました。

私は、高久様を通じてのお気持ちが報告のようにささやかながらも、ありがたいと感謝されお困りの人達に喜ばれる、勇気を与えることにもなるかと体験を通じて感じます。
みなさま、私のお知らせをもう一度思い出していただけたら、面倒ですが是非お願いしたいのです。高久様もお気持ちの多寡に関わらず、お一人お一人にお礼と報告をされております。妻からも私は性格的にしつこいと指摘されることが多いのですが、そこは大目に見てみてお気を悪くされないでください。重ねて失礼を省みずお願いする次第です。   敬具

(代表理事 黒田悦司)

■支援金振込先
ゆうちょ銀行からの振込 普通預金口座名    高久幸雄さんを支援する有志の会
口座番号  10290-16085281
他の金融機関からの振込 銀行名     ゆうちょ銀行
店名         〇 二八店     (ゼロニハチ  テン)
店番         028 普通預金口座番号       1608528
口座名        高久幸雄さんを支援する有志の会
Eメール tamitakaku★hotmail.com(★を@にして送信下さい)

■ネパール災害支援をして下さった方への報告
カトマンズに暮らすチリマヤおばあさんは98歳で住んでいた家が目の前で崩れていくのを見ていました。1934年にも同じ経験をしています。あの時もテント暮らしをしたものさ、こうして生きていられるだけでもありがたいよ。トタン板とブルーシートで作られた仮設の小屋の前で雑穀を丁寧に粉にしながら明るくこう言います。家をなくしてお粗末な小屋暮らしになっちまっても人生の幸せは感じられるもんさね。
皆様のご支援金第一弾が6月初めに届きました。6月10日前から支援依頼のあったナガルコットのバックリ村とラミダラ村の203家族に30キロのお米、小型トラック二台分を届けました.前回の経験を生かしてあらかじめクーポンを配ったので争いや口論もなくお米袋を担いだ村人は三々五々帰って行きました。
皆様には村人の嬉しそうな笑顔が感謝をつたえていると思います。
すでに下見をした時よりは仮設小屋がだいぶ出来上がっていましたが折角植え付けて背丈ほどに育ったトウモロコシが立ち枯れていました。貧しい村では大事な主食なのですが。この気象で田植えの水も心配されます。、支援の内容もあれこれ考えましたが結局お米になったのは村の暮らしを見たら納得します。
私どもロッジの補修工事もレンガ、セメント、砂など全ての建築材料が高騰しているなか進んでいます。どこでも人手不足なのですが今回支援をした村の人達が働きにきてくれるので助かっています。自分の家が全壊しても働きに出なければいけない厳しい現実を背負っているのは女性です。
若い娘さんやおばさんは男に負けずシャベルを軽々扱い思いドッコ、竹籠を背負います。
チリマヤおばあさんはネパールのどこにでもいます。今回の大災害に負けない人々のたくましさに圧倒されてしまいました。

高久多美子   2015年6月11日


■ネパール地震(2015/4/25)緊急報告と援助のお願い

■ネパール地震(2015/4/25)緊急報告と援助のお願い
ネパールで生きる日本人・高久多美子氏。
一昨年はご一緒にマナスル山塊をトレッキングした。地震の後連絡を取った。何度か連絡を交わした後次のメールが届いた。私たちも東日本大震災を様々な体験を積んだ。人ごととは思えない。以下彼女からの手紙です。支援をお考えなら、現地で暮らし現地に貢献する人に直接ご支援いただければと思い、ご紹介することにしました。どうかご協力ください。

◆高久さんからの手紙
4月 25日 の地震以来、経験した事のない大地の揺れにカトマンズの人々はパニックになり何日も我が家を出てテントに寝ていました。二週間以上経ってさすがに家に戻る人が増えてきた矢先の5月12日マグニチュード7・3の地震があり又テントに逆戻りです。これまでこらえていた家が崩壊したりクラックが大きくなったり死者も61名出ています。
山間部の村ではいくらか残っていた家も崩壊し村全滅のケースも多くでています。ネパールの古い家や寺院はレンガと土で出来ているので佇まいは風情があって魅力的ですが地震にはひとたまりもありません。国のアチコチでレンガと土と化した村や町がみられます。
私どものナガルコットのロッジも本震のあと直下型の余震にやられて建物の1階部分の多くの箇所にクラックが入りヒマラヤの見える庭の防護壁や階段、テラスは全壊しました。幸い人的被害はなかったものの従業員の一人を除く全員が村の自分の家が全壊しています。共同経営者のシャムも昔からバクタプールの住民だったので全壊は免れたものの危険とされて家にいられずテント生活を続けています。
このような状況で、周辺の村でも全戸崩壊なのに援助の手が伸びず我々にも要請がありましたがほんの糊口をしのぐ程度の支援しかできませんでした。これから雨期も始まるので農家の人々は農作業も忙しい時期で大変です。我々の目の届く範囲内だけでも食料援助などできたらと強く思っています。
今回皆様の暖かいご支援のお申し出をいただき日本に支援口座を開設したいと画策いたしましたが個人名義以外の口座開設は難しくなっており時間もかかるということでした。一刻も早く!と焦っている時、以前私の亡き夫高久幸雄の支援口座が残っているとご指摘を受け、多少奇異の感はありますが大前提の支援目的に支障はないことと時間のないことを考慮してこれを使うことにいたしました。
諸事情をご理解いただき下記にご支援をお送りいただきたくお願い申し上げます。支援内容の報告や会計報告は私とシャムが責任を持って行いますので何卒よろしくご支援くださいますよう重ねてお願いいたします。

◆支援金振込先
■ゆうちょ銀行からの振込
普通預金口座名 高久幸雄さんを支援する有志の会
口座番号 10290 ー 16085281
■他の金融機関からの振込
銀行名 ゆうちょ銀行 店名〇 二八店(ゼロニハチ テン)
店番 028
普通預金口座番号1608528
口座名   高久幸雄さんを支援する有志の会
Eメール tamitakaku★hotmail.com(★印を@にかえてご連絡ください)