日別アーカイブ: 2011年11月4日
「環境整備を通じて磨く就業姿勢」
調和体験の町勝山
今回、勝山文化往来館で開催いたしましたが、非常に心の残る会になりました。それは勝山という地が、日本人が失いつつある人間としての温かみ、人とのふれあい、知性のある人間の落ち着きを持っている地であるということ、加えて、ごらんになる人達の丁寧な鑑賞の仕方、これは幾多の文化往来館の催事で、見る目が鍛えられているのだということを知りました。教養ということはこういうことなのだとも感じました。滞在中の快さ、調和体験は、こうしてご支援をいただいたみなさまと作り出せ、経験させていただいたものだと深く感じております。来年4月27日~5月27日まで東京、八重洲で新作を中心にMOLAの作品展を開催いたします。こちらにお越しの節はお時間のおありの方はぜひお寄りください。20人ほど泊まれる施設も用意しています。ゆっくりお話しましょう。
目標をもって会社生活を歩む
新入社員は社会状況を如実に反映させる。厳しい状況のときの入社の人達はある種の緊張感を持っている。景気のよいときは甘い。何れにせよ様々な不安を抱えて社会人の一歩を踏み出す。幾ばくかの自信もあるだろうが、社会の現実には疎いことから、当初は人間関係に突き当たる。家庭できちんと躾けをされてきたわけではない。学生生活は専門性のある学部以外は多くは遊びに費やされる。毎年、新入社員を見て、彼らに勇気を持って踏み出してもらいたい。降りかかる問題に対処して、くじけないだけの目標を持ってもらいたいと二日間を様々なケーススタディーを使って、また様々な発言や和談の機会を作って訓練してもらう。初めて社会にでで、仕事に取り組む姿勢をきちっと整理してもらう。社会は学歴、知識、手練手管が通じるのではない。自分へのひたすらな誠実さ、積み上げる実績、手抜きをしない真摯さが大事だと。理論と体験を通じて納得度を高める。二日目の最後には情報統合技術を使って自分の戦略(仕事目標)を設定してもらう。指針がはっきりすると彼らの顔がぱっと輝く、ああこれを目指して仕事、日常行動していけばよいのだと。「どんなときにも状況を変えていく原動力は自分にある。状況を切り開いていくのは自分だとしっかり認識しました」という感想文に目を通しながら、彼らが逞しく人生を切り開いていくことを祈っている。彼らをいかに育てるかが会社の生命線に繋がる。